協議離婚に役立つブログを掲載しています

加齢加算の話し合い|第15話

離婚の無料相談を実施しています

協議離婚の流れ(進め方)を理解出来るように、
複数回にわたって物語形式(フィクション)でお伝えさせて頂きます。

物語は全26話ありますが、1話あたり数分で読める内容にしています。
(※ 全体の流れを掴むことで、効率の良い話し合いが期待出来ます。)

【登場人物】

夫 田中 一郎(会社員)
妻 田中 花子(専業主婦)
子 田中 琴梨(5歳)

田中一郎と花子は大学時代のサークル仲間から恋愛関係になり、
2人が就職してから3年後に結婚をして、現在8年目の夫婦となります。

花子は結婚と同時に仕事を辞めて、専業主婦として一郎を支えていました。

2回目の離婚協議では個別条件の話となり、
花子は養育費の加齢加算の特徴について説明を始めました。

花子「9歳までは3万円でそれ以降は6万円でどう?」
一郎「それは年齢に応じて養育費の金額を上げるということ?」

花子は一郎の離婚後の生活と借金の返済を考慮した結果、
養育費の加齢加算という方法を見つけ、今回提案したと伝えました。

一郎「色々調べたんだね。」
一郎「そういう方法もあるんだね。」

一郎は親として琴梨への愛情を持っているので、
借金さえなければ、花子の希望する金額を払っても良いと考えていました。

一郎「9歳までは負担がかかるけどいいの?」
花子「現実的に考えると、仕方ないと思ってる。」

琴梨の養育費支払について、加齢加算で合意した場合、
花子も負担を受けるので、一郎は素直に妥協してくれたと思いました。
(※ 加算されるまでは毎月3万円なので、花子が厳しくなります。)

一郎「妥協してくれてありがとう。」
一郎「養育費は加齢加算の方法でいいよ。」

花子が妥協したこと、真剣な想いが伝わってきたので、
一郎は養育費の加齢加算という支払方法を受入れることにしました。

花子「ありがとう。提案して良かった。」

花子は加齢加算という方法を見つけることが出来なければ、
離婚協議は難航していたので、改めて情報を集めることの大切さを知りました。
(※ 正確な情報を集めることが出来れば、質の高い離婚協議を期待出来ます。)

そして最後に離婚協議書の話し合いを始めました。(第15話終了)

離婚協議書を作りたいと希望する|離婚物語16話もご覧下さい。
(※ 離婚物語全26話の目次はこちらにあります。)

今回の物語に関連する養育費の情報を↓でお伝えします。
物語の話とは少し逸れるので、興味のある方のみご覧下さい。

先ず養育費の相場については離婚に伴う養育費の相場を知りたいをご覧下さい。

今回、花子は養育費の加齢加算という方法を見つけました。
そして加齢加算のような離婚情報を集める重要性を感じていました。
(※ 加齢加算以外にボーナス月払い、学費や医療費負担などの情報もあります。)

協議離婚は夫婦間の話し合いをベースに進めるものなので、
養育費に限らず、正確な離婚条件(情報)を集めることは大切な作業になります。

ただ自分で情報を集める自信がない、集めた情報の真偽を判断出来ない。
当事務所ではこのような不安を離婚公正証書、離婚協議書作成を通じて解消します。
(※ 離婚公正証書の詳細はこちら、離婚協議書の詳細はこちらをご覧下さい。)

具体的にはご依頼後直ぐに「離婚チェックシート」をお渡ししています。

離婚チェックシートがあれば離婚条件を調べる時間を省略出来ます。
養育費(加齢加算など)以外の条件も含めて63個掲載(全13ページ)しています。
(※ 養育費、面会交流、慰謝料、財産分与、年金分割、通知義務などを掲載。)

当事務所では離婚公正証書や離婚協議書作成を通じて、
協議離婚に悩んでいる方の不安などを解消させて頂きます。無料相談も実施中。