離婚の専門家に電話をする|第20話
協議離婚の流れ(進め方)を理解出来るように、
複数回にわたって物語形式(フィクション)でお伝えさせて頂きます。
物語は全26話ありますが、1話あたり数分で読める内容にしています。
(※ 全体の流れを掴むことで、効率の良い話し合いが期待出来ます。)
【登場人物】
夫 田中 一郎(会社員)
妻 田中 花子(専業主婦)
子 田中 琴梨(5歳)
田中一郎と花子は大学時代のサークル仲間から恋愛関係になり、
2人が就職してから3年後に結婚をして、現在8年目の夫婦となります。
花子は結婚と同時に仕事を辞めて、専業主婦として一郎を支えていました。
花子は心のモヤモヤを早く消したいと考えて、
緊張しながらも、思い切って無料相談を実施している専門家へ電話をしました。
専「これまでの過程と現在の状況を教えて下さい。」
専門家の口調は優しく、信頼出来そうだったので、
花子は合意した離婚条件や現在抱えている疑問点などを詳しく伝えました。
その結果、花子が作った離婚協議書の原案について、
メールで送って欲しいと言われたので、指示通り送りました。
(※ 当事務所では原案の送付については、任意でお願いしております。)
専「これは○○という意味です。」
専「この条件については、この書き方で問題ありません。」
専門家は花子の作った原案を確認しながら、
1つ1つ丁寧に、内容、意味、問題点などについて詳しく教えてくれました。
そして通知義務と清算条項の意味も教えてもらい、
これらの重要性を十分理解出来たので、必ず入れようと決めました。
通知義務とは連絡先などを変更した時に必要なもので、
未払いが起きた時に素早く行動するためにも、大切な条件となります。
清算条項とは離婚後に追加請求をしないという約束なので、
この条件について合意していないと、離婚後のトラブル率が上がります。
花子「ありがとうございました。」
花子「勇気を出して相談して良かったです。」
1時間近く相談に乗ってもらい、花子の気持ちは晴れました。
そして花子は再度、離婚協議書の作成に取り掛かりました。(第20話終了)
離婚協議書の原案を作る|離婚物語21話もご覧下さい。
(※ 離婚物語全26話の目次はこちらにあります。)
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協議離婚に悩んでいる方の不安などを解消させて頂きます。無料相談も実施中。