離婚に伴う子供との面会交流について解説

面会交流とは

面会交流の特徴

【目次】

● 面会交流とは
面会交流のルール

協議離婚は夫婦間の話し合いで解決を目指すものであり、
子供の親権者を決定しないと、離婚届を提出しても受理されません。
(例 子供が幼いから妻が親権者となって育てる。)

離婚後も子供と一緒に生活をして育てる者を親権者と呼び、
離れて暮らす親と子供が定期的に会う(交流)ことを面会交流と言います。

【面会交流について】

① 親権者でない親と子供との交流
② 子供の成長に欠かせない機会となる

離婚することによって、夫と妻は他人になりますが、
親権者ではない親と子供は他人にはならず、親子関係は続きます。

父親「子供に会いたいなぁ。」
子供「パパに会って、色々遊びたいなぁ。」

離婚しても親子関係が続くということは、
このような思いも当然出てくるので、それを満たすのが面会交流となります。

Q「子供と夫の面会交流に抵抗がある場合、どうしたらいいですか?」

離婚原因によっては、このような気持ちになることも理解出来ますが、
面会交流は子供の成長に欠かせない機会であり、子供の気持ちを優先して下さい。
(注 子供への悪影響や危険がある場合は、この限りではありません。)

夫婦間でいざこざがあったとしても、子供の気持ちという視点を忘れないで下さい。

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面会交流のルール

面会交流の頻度や同伴

協議離婚は夫婦間の話し合いで解決を目指すものであり、
面会交流の頻度などのルールについても、自由に決めることが出来ます。
(例 父親と子供の面会交流は2か月に1回実施する。)

【面会交流の条件】

① 頻度
② 親権者の同伴
③ 宿泊の有無
④ 何歳までという期間

面会交流のルール(条件)は100組のご夫婦がいれば100通りあります。

先ず面会交流の①頻度は全てのご夫婦が話し合うべきもので、
具体的には「1か月に1回」といった、面会交流の回数を言います。

ちなみに頻度という文字から回数(数字)を想像されますが、
お互いが納得すれば「子供が望んだ時」といった抽象的なルールでも構いません。
(例 子供が望んだ時に面会交流を実施する。)

次に面会交流における②親権者の同伴とは、
その言葉通り、面会交流を実施する時に親権者も参加することです。

子供が幼い場合、同伴(付き添い)が必要となるケースが多いです。

次に面会交流における③宿泊の有無とは、
その言葉通り、面会交流を実施する時に泊まりを認めるかということです。

通常の面会交流で泊まりの合意をされることは少ないですが、
長期の休み(夏休みや冬休み)限定で認めるというケースは多々あります。
(例 次の日は学校だから、泊まりの面会交流は出来ない。)

Q「面会交流のルールは何歳まで守るべきですか?」

子供が自分の意思や気持ちを表現出来る年齢になれば、
夫婦間で決めたルールを破棄して、子供の判断に任せればいいと考えます。

この年齢とは精神的なものなので、何歳までとお伝えするのは難しいです。

今回は面会交流の条件として①~④まで4つあげましたが、
夫婦間の話し合いの結果、10以上のルールを決める方もいらっしゃいます。

【離婚後のトラブル】

夫「面会交流は月2回で合意した。」
妻「月1回の実施でいいと約束したでしょ。」

離婚後、面会交流のルールでトラブルが起きるケースもあります。

こういったトラブルを回避する方法としては、
夫婦間で決めた面会交流のルールを書面化することが効果的です。
(※ 書面化したものを離婚公正証書、又は離婚協議書と言います。)

妻「離婚公正証書には月1回って書いているでしょ。」

このようにトラブルが起きた時に書面を確認すれば、
どちらが間違っているか分かるので、大きな問題に発展することはありません。

ちなみに書面化しない場合は口約束(答えがない)で終えるのでご注意下さい。